解決できない?転職すべきか迷ったら|保育システムNavi

解決できない?転職すべきか迷ったら

2018.12.28 保育お役立ちコラム
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保育士に限らず、社会人として壁にぶつかると転職すべきかどうか一度は悩むことがあります。
転職したい!と感じた時に、その転職したい理由をしっかりと考えてみましょう。
一時的なことであれば解決できるかもしれません。一度客観的に考えてみましょう。

■保育園に向いていない

子どもたちと関わる仕事がしたいと考えて保育士になったという方は多いでしょう。
しかし、ただ子どもが好きだからという理由だけでは保育園の保育士という職業が自分に合わないと気づくこともあります。
現在所属している保育園で、主任や園長など管理職にキャリアアップすることで見えてくる場合もありますが、可能性として難しい場合、転職するしかないでしょう。
保育士は唯一無二の職業なので、安易に他の業種に転職することはおすすめしません。
子どもたちに関わる仕事がしたいという保育士を志した時のことを考え、保育士として、保育園以外の職場を考えてみてはいかがでしょうか。

■キャリアを積みたい

通常の保育園で働いていて、特に問題がなかったはずなのに、新規の保育園の立ち上げや小規模保育園、病児保育園でのキャリアアップに興味が出てきてしまったのが転職したい理由の場合。
小規模保育園で一人ひとりの子どもたちの成長を丁寧に扱いながらじっくり保育に取り組みたい、病児保育園で常に変化に見舞われる環境の中、新たなキャリアを積んでみたいなど、保育士としてのキャリアアップに確固たる意志があるのであれば転職することをおすすめします。
ただし、今の園で果たすことが本当に難しいことなのかを考えてみましょう。
仮に姉妹園や運営グループ内に希望を叶えてくれそうな園があれば、上司や母体の運営企業に相談してみてください。

■離職率が高く、業務負担が大きい

他の保育士が辞め、人員不足になって業務負担がきびしい環境になったなどの場合、時間が解決してくれることが多々あるので安易な転職はお勧めしません。
この場合、現在の保育園の離職率と原因を分析してみましょう。
いつも人手不足で補充しても足りないという場合は定期的に退職者がいるということ。
原因はなんでしょうか。
保護者との問題であれば、子どもたちとの関係が良好であれば自然と解決しますし、卒園すれば完全に解決します。
残業が多いことや事務的業務負担などが問題の場合は保育園のICT化を提案、導入することで解決することもあるでしょう。
保育士同士の人間関係は問題解決の糸口を向き合い、話し合うことで見つけます。
何が合わないのか、保育のやり方、性格など話し合ってお互いの落とし所を見つけられれば、保育士の転職理由として一番イメージできる人間関係の不満も解決できるでしょう。
園長や運営側との問題がある場合、上司は変えることができません。
不満を訴え、お互いに解決に歩みよれる環境であれば改善の余地はありますが、そうでなければ解決することは難しいでしょう。

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