職員間の申し送り機能
こちらでは保育システムにおける機能の一つ、職員間の申し送り機能についてご紹介します。
保育園では早朝保育と延長保育というものがあります。それぞれを利用している子ども達の様子をICTを取り入れることによって
職員同士の共通理解が簡易に出来るようになりました。
従来の保育士の負担
早朝保育や延長保育は合同で保育を行っています。合同保育の後は、各それぞれのクラスの先生に子ども達の様子や保護者から受けた連絡など共有事項の申し送りを行うのですが、自身のクラスのスケジュールも始まる中、伝達事項を都度メモし、それぞれのクラスの先生を探して伝えることは手間がかかっていました。また、伝達を受ける先生もメモではなく口頭ですべての子ども達の情報を把握しきることは漏れなどが発生しやすい状況でもありました。
延長保育の場合は、連絡ノートなどを準備しそこに連絡事項をメモしたり、早番の先生に宛ててメモを残すなどをしていましたがメモは紛失の恐れもあり、個人情報に関わる事項の為紛失も気を配らなくてはなりませんでした。
職員間申し送りのICT化のメリット
職員間の申し送りをICT化することで、申し送りする方は簡単に記録することができ、またメモを廃止することで個人情報の漏えいを防ぐことができます。申し送りを確認する先生の方も自分のタイミングで連絡事項を確認、また見直すことができるので連絡事項の漏れの防止にもなります。
早番から各クラスの先生へ、クラスの先生から遅番の先生へなどの連携が従来よりスムーズに行うことができます。