認可外保育園とは?|保育システムNavi

認可外保育園とは?

2020.1.31 保育お役立ちコラム
, , ,

企業主導型保育など、認可保育園以外の保育園。
国の認可基準を満たしていないだけで、保育料やサービス内容が自由に設定できるというメリットがあります。
そんな認可外保育園を働く側の目線でご紹介しましょう。

認可保育園との違い

●認可保育園とは

認可保育園とは、児童福祉法に基づいて国が定めた設置基準を満たし、都道府県知事に認められた保育園のこと。
施設の面積や職員の数、設備や衛生管理等が決められています。
基本的には国や都道府県の公費と利用者の負担によって運営されています。
子どもが入園できるかどうかは、各自治体の基準によって割り当てられた保育指数で計算されたうえで選考されるので、保育園側が子どもたちを選ぶということはありません。
公立と私立がありますが、入園の申込みは各園ではなく、各自治体で一括で行われ、各自治体がそれぞれ個人の入所する保育園を決定することになります。
預かり対象になるのは、保護者が仕事もくしくは病気などの理由で保育できない0歳から小学校修学前の子どもです。
0〜2歳児のみを対象とする小規模認可保育園も増えていています。

●認可外保育園(無認可保育園)とは

文字通り国の基準を満たしていないため、都道府県知事から認可されていない保育園になります。
深刻な待機児童問題の深刻化により認可保育園に入園できなかった子どもたちの受け皿として現状欠かせません。
一口に認可外保育園といってもさまざまな施設があります。
保育料やサービス内容を自由に設定できるので、24時間保育を実施していたり、保育方針が特徴的だったり、習い事ができるような園もあります。
企業主導型保育園や、インターナショナルプリスクールもこのメリットを活かして運営している場合が多いです。
国から補助金がないかわりに、園側が園児を選ぶことや保育料の上乗せもできます。
規制がなく、個性的で柔軟性のある認可外保育園がほとんどです。
保育士の設置義務もないので保育士の資格がなくても保育士として子どもの保育に従事することができます。
そういったことから残念ながら劣悪な保育環境の園があるのも事実です。

PAGE
TOP