ICTシステムでできるSDGs
今やほとんどの保育士が就職先としてSDGsに取り組んでいる保育施設を選んでいることをご存知でしょうか。
2015年に国連サミットがSDGsを採択してここ5年の間に多くの保育施設がSDGsに取り組んでいます。
意識せずに取り組んでいたという保育施設もあるでしょう。
エコな制作であったり、ICTシステムを取り入れることであったりです。
こちらでは保育施設で取り組まれているSDGsについてご紹介しましょう。
SDGsの特徴
SDGsはSustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」という意味です。
2016年から2030年を起源とする目標で、発展途上国だけでなく、先進国の問題も含んだ17個の目標を掲げています。
日本でも自治体だけでなく、民間団体や個人でも取り組む普遍的な目標です。
保育施設で取り組みたい目標としてたくさんの現役保育士から挙げられているのが「4.質の高い教育をみんなに」、続いて「3.すべての人に健康と福祉を」です。
ICTシステムを利用
保育士が取り組みたいと考えている目標は、ICTシステムを導入し、保育士の人材不足や業務負担軽減を図ることによって達成していくでしょう。
また、連絡帳やおたより、各種書類などをシステム化することによってペーパーレスとなり、「気候変動に具体的な対策を」や「15.陸の豊かさも守ろう」といった目標の達成にもつながります。
ファイル管理機能などを搭載したICTシステムであれば、これまで自治体や保護者、小学校他地域の施設との紙書類でのやりとりがデータ書類で一元化され、施設内での管理が不要となるため、さらに保育士の業務軽減、保育の質向上、紙資源・エネルギーの節約になっていくでしょう。
保育施設でできること
保育施設における食育や、ペットボトルや紙パックを使った工作などもSDGsの取り組みになります。
貧困や平等も目標として掲げられているため、SDGsに取り組んでいる保育施設は、働きやすいのではと考える保育士が多いのです。
運営側が保育の質向上を目指していることがわかるため、質の高い保育士も集っています。
子どもたちは未来に向けて身近なこととして取り組むことがのぞましいということもあり、子どもたちに説明するためにも保育士の中で認知度があがっているSDGs。
地域の高齢者との交流や、給食を残さないように声をかけることなども今からできることです。
今後質の高い保育を行うためにもICTシステム化を進めて取り組んではいかがでしょうか。