保育士がICTシステムを利用する際の注意点|保育システムNavi

保育士がICTシステムを利用する際の注意点

2022.10.14 保育お役立ちコラム
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保育士の待遇改善としてICTシステムが取り入れられています。
何かと手書きで書くことが求められる保育士の事務作業ですが、ICTシステム導入によりさまざまなメリットが生まれ、多くの保育施設でその導入が有益であることがわかっています。
では、メリットの多いICTシステムを利用する上での注意点とはどういったものなのでしょうか。

ICTシステム導入のメリット

ICTシステムを導入することによって得られるメリットは様々です。これまでパソコンを使って行っていた管理などもICTシステムで一元化することでミスや修正に時間をかけることがなくなると言うことも大きなメリットでしょう。他にはどういったメリットがあるのでしょうか。

ペーパーレス化

前述の通り保育士は手書きで連絡帳等を書くことを求められることが多いです。もちろんお便りや連絡帳を手書きで作ることで温かみを感じられると言う意見もありますし、それを良いとする保育士もいるでしょう。
しかし、紙ベースでのお便りや連絡帳はコストがかかります。コピーをしたりファイリングをしたり、書き込み、修正をするための文具用品にも費用がかかるでしょう。

一般企業でもペーパーレス化が進んでいるのか、保育施設では難しいと考えることもないでしょう。連絡帳の検索性も高いためあの日はどんな様子だったかなど調べることもスムーズです。
ペーパーレス化をすすめることで、さまざまな面でのコスト軽減が見込まれます。

業務効率アップ

前述の通り、検索性が高いことは保護者のメリットにも繋がります。
毎年新しい情報を手書きし、毎日登園前のあわただしい時間帯に連絡帳を記入する手間が省ける保護者からはICTシステム導入は期待されている状態です。
入力された時間にリアルタイムで保護者に連絡が届くため、万が一のときにも保護者への連絡がスムーズにつきます。
事務作業時間の削減、業務負担の軽減により子どもたちに使える時間が保育士も保護者も増えるため、保育の質や子育て支援の向上にもつながるでしょう。

ICTシステムを利用する上での注意点

さまざまなメリットがあるICT化ですが、パソコンやタブレット端末の管理が大切になってきます。
個人情報がつまったものですから、ちょっとした油断が取り返しのつかないことに発展することもあるのです。
自宅に戻ってから作業しようと園児たちの個人情報が入ったデータを持ち出すことはNGです。
一般企業でも事件になるように、パソコンを忘れてしまった、データを入れたUSBを落としてしまった、自宅のパソコンがウイルスに感染してしまったなどリスクが高いのです。
ネットリテラシーを十分に理解し、安全に利用することが大切になります。

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