保育園・保育所ってどんなところ?|保育システムNavi

保育園・保育所ってどんなところ?

2018.3.2 保育お役立ちコラム
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保育園・保育所ってどんなところ?

 

保育園・保育所について

 

保育園には、実にさまざまな種類があり、呼び方も異なります。

自治体によっても制度や受けられるサービスが異なるので、混乱してしまう方も多いようです。保育管理システムを比較する保育システムナビでは、一般的な保育園・保育所についてご紹介いたします。

 

1.認可保育園

正式には保育所と呼ばれ、国が定めた施設の広さ・保育士等の職員数・給食設備・防災管理・衛生管理等の基準を満たし、各都道府県の知事に認可された施設のことを指しています。

入園の手続きについては、各市町村へ申請しますが保育料が比較的安価であるため、入園待ちの子どもが多くなります。定員は、60~300名で子ども1人当たりの基準面積も定められています。建物には園庭があるなど比較的広くなっています。

近年、英語や音楽に力を入れる保育園もあり、差別化が進んでいます。

 

認可保育園の種類

 

①公立保育園(公立園と呼ぶ事もあります)

各市区町村が運営し、入園手続きは市区町村に申請します。公立保育園の保育士は、公務員です。

 

②私立保育園

社会福祉法人やNPO法人、企業や学校が経営している保育園。公立に比べ制約が少なく、英語教育などにも力を注いでいます。

 

③公設民営保育園

国や地方自治体が設置し、業務は民間が代行して運営しています。運営方針については、公立の保育園に沿っていますので、行事や人員配置は公立保育園と変わりありません。

 

 

2.認証保育園

東京都独自の制度の保育園です。広い土地が確保できない大都市では、従来国が定めた設置基準をクリアできない状況が続いていましたが、東京の特性にあった認証保育園の制度ができました。

 

3.認可外保育園

国が定めた基準を満たしていない保育施設となります。ベビーホテルや企業・院内保育所もこちらになります。認可にはない、預ける側のニーズに沿った保育内容を提供している園が多いのが特徴。

 

4.幼稚園

小学校や中学校、高校、大学などと同様、学校教育法に定められた“学校”という位置づけで、満3才から小学校就学の年の満6才になるまでの幼児に入園資格があります。保育内容は文部科学省による「幼稚園教育要領」に定められています。

 

5.ベビーホテル

夜間や24時間保育をはじめ、一時預かりなどを多く取り入れている施設です。個人運営や企業運営、質も料金もさまざま。

 

6.企業内保育室(託児所)

育児中の従業員向けに企業内や事業所内近辺に用意された託児施設で、職場の勤務時間や勤務日に合わせた保育をしてくれるのがメリットです。

 

7.院内保育室(託児所)

24時間交代で勤務する看護士のために病院が独自に設置したのが始まり。女性の働きやすい環境づくりに貢献しています。

 

8.認定こども園(幼保一体型)

平成18年から設けられた「認定こども園」は幼保一体化を目指した制度で、幼保連携方・幼稚園型・保育所型・地方裁量型と4タイプに分かれます。親の就労義務もなくすべての子供が対象となっているのがメリット。

 

その他

 

・ベビーシッター

ベビーシッター会社が保育士を派遣するシステム。首都圏では運営会社が多くあり、いつでも頼めるようになっています。近年は送迎を行うなど、サービスの多様化がみられています。

 

・保育ママ

共働きや1人親家庭など、事情により日中保育ができない保護者に代わり、3歳児未満の子供を家庭で預かる保育者・保育施設の総称。サービス内容は自治体によって異なります。

 

・ファミリーサポートセンター

主に保育施設までの送迎や保育施設の開始前や放課後に子どもを預かるサービス。内容は自治体によって異なります。

 

時代とともに保育園はさまざまな進化を遂げております。その中で、保育業務の軽減などをするためにシステムのICT化、保育管理システムも日々更新されています。ICT化には補助金もありますので、ぜひ取り入れるとよいでしょう。

 

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