快適なお散歩タイムのためにできること
だんだんと春めいていきました。子どもたちとのお散歩も季節の移り変わりを楽しめる時期です。暖かくなると子どもたちの活動も活発になるもの。安心安全、快適で楽しいお散歩タイムにするために下準備が大切です。こちらではお散歩の下準備と便利グッズについてご紹介しましょう。
■お散歩のための下準備
●ルートの確認
園外保育は園児の五感を刺激する成長促進タイムでもあります。
それゆえに危険もつきもの。事前準備は徹底しましょう。
・ルート選び・・・足場が悪い道を避ける
・目的地へ行ってみる・・・公園の遊具、池、段差などのチェック
・保育士同士で共有・・・ICTシステムを利用して計画表を作成・共有
・緊急時の流れを確認・・・ICTシステムで連絡・情報共有しやすくして確認しておく
・持ち物を準備・・・スマホ(ICTシステムで計画表・連絡先の共有をしておく)・救急セット・着替え・おむつ・ビニール袋・水筒など
保育士間でお散歩当日の流れや緊急時の打ち合わせ、持ち物のチェックリストをICTシステムで共有しておくと安心です。
●人や車がすくない時間でお散歩
お散歩マップを作成して、その時安全なルートを選びましょう。
車や人が少ない時間を選ぶことも大切。車との接触や歩道を園児で埋めてしまうことへの配慮をします。
10時以降がおススメですが、地域によっても目安は異なるので事前に何度か足を運んでおきましょう。
車や自転車が通れない小道や桜やイチョウといった季節が感じられる草木がある通りを選ぶと子どもたちも大喜びしてくれます。
道路に飛び出したり寄り道をしたりする子どもたちをつい注意してばかりになってしまうので、綺麗な草花を見つけたら「学び」につながる声かけをしましょう。
安全面を考えたお散歩マップもICTシステム用のスマホで保育士同士で共有し、都度見直していってください。
●保育士同士で連携をはかる
子どもたちは横道にそれたり横断歩道を走って渡ってしまったり途中でとまったりとさまざま。
基本的には1列か2列になってお友達と手をつないで歩くものですが、事故にあいそうになったりはぐれてしまったりすることも。
そんなヒヤリハットを防ぐために保育士の配置を計画的に行い、お散歩中も常に連携をとった声かけをして子どもたちへ注意を促しましょう。
保育士の配置もICTシステム用のスマホで共有しておくと安心。イレギュラーな場合も対応が可能です。
●園児お散歩追跡システム
ICTシステム用のスマホに登録しておきたいのがHoicの「園児お散歩追跡システム」。
今お散歩中でどのあたりにいるか園側に居場所がわかるシステムです。
こちらを導入しておくと居場所はもちろん園からの緊急連絡もすぐに共有でき、常に緊張状態にある保育士が子どもたちの安全確保に集中できるようになるでしょう。