新型コロナワクチン接種保育士・幼稚園教諭優先接種へ|保育システムNavi

新型コロナワクチン接種保育士・幼稚園教諭優先接種へ

2021.6.11 保育お役立ちコラム
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福岡県福岡市では保育士や幼稚園教諭などを対象とした新型コロナワクチンの優先接種がはじまっています。
福岡市では高齢者への摂取と並行でこれまでに介護従事者約8000人が1回めの摂取を行っており、今後も幼稚園の教諭、学校の教職員にワクチンの優先接種が行わえる予定です。
同県の北九州市も同様に保育士・幼稚園教諭への優先接種を市独自の優先枠として7月の第2週から始めることにしました。
エッセンシャルワークである保育士への優遇措置が始まっています。

他自治体にも好影響

高齢者への新型コロナワクチンの接種が政府指示のもと進む中、福岡市に追随する形で始まる北九州市の教職員などへの優先接種。
7月末までに高齢者への集団接種が完了する見通しを明らかにした北九州市長は、「保育士や教職員、福祉サービス事業所の従事者など社会機能の維持に欠かせないこれらの方々に対しては、7月第2週から市独自の優先枠として、接種を開始することとしています」。
と市独自の優先接種を始める方針を明らかにしました。

対象は保育士、教職員などおよそ5万人。集団接種の会場も2箇所で調整を進めている状況で、高齢者への接種に影響が出ないようワクチンは「モデルナ」社製が予定されています。

さらなる加速に向けて

福岡県は保育士や教職員などを対象にした優先接種会場を県内6箇所に設置する方針を固めました。
すでに優先接種を始めている前述の福岡市や北九州市は対象から除かれますが、対象の市町村を後方支援して7月中旬の接種開始を目指しています。

接種対象者は保育所や学校の教職員、介護サービスや障害者福祉サービスの従事者など約10万人ほど。
職務上どうしてもソーシャルディスタンスが難しいこれらの従事者に優先的にワクチン接種を進めていくことで、ワクチン接種の対象年齢から外れている子どもや重症化しやすい高齢者などへの感染リスクの感染リスク軽減が期待されています。

優先接種会場の運営時間も平日は夜間、土日に日中とするなど対象者のニーズに応える予定。
予約の受付は早ければ7月上旬から開始するとしています。

政府の政策に倣いつつ、本当に必要なところに充てていくことで好評を得ている状態です。
保育施設で保育士からクラスターが発生すると関係者各方面に大打撃となります。
接種可能となった際にはできるだけ早く予約しましょう。

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