保育士の大変さを「ICTシステム」で改善|保育システムNavi

保育士の大変さを「ICTシステム」で改善

2021.7.30 保育お役立ちコラム
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園児の手が離せないまま一日中トイレにいけず膀胱炎になった。
園児のお昼寝中に事務作業をこなしていても「休憩」とみなされ、給料未払いの請求訴訟に発展した。
このように保育士から「休憩が取れない」と訴えが続いています。こういった保育士の業務負担は「ICTシステム」を導入することで改善されるのです。
ICTシステムはどのように保育士の大変さを改善していくのかご紹介しましょう。

事務作業軽減で保育の質向上

保育ICTシステムの導入は保育士の事務作業軽減を目的として導入されています。
保育士が大変に感じる作業とそては、連絡帳の記入や指導案と行った文書作成、壁面製作など。
ICTシステムで手作業が軽減されると「休憩」扱いされていた園児のお昼寝中の事務作業が、きちんと休憩をとれる時間となるでしょう。
また、保育活動や保育の振り返りの時間にあてることができるようになり、保育の質向上につながります。

忙しくて気持ちに余裕がなくなると子どもたちや保護者に事務的に接したり、トラブルに気づくのが遅れたり、保護者が気になる子どもの体調不良や発達などに目を配れなくなったりということがでてきます。
ICTシステムを導入することでそうした気になる点も目を配りやすくなるため保護者や子どもたちの満足度も上がるでしょう。

保護者との連携も円滑に

保育施設は慢性的な人材不足という園が多いです。
そういった場合、保育士一人ひとりの業務量が多く、保護者との連携についても負担が重くなります。
連絡帳に書き込む時間が長くなったり、電話で子どものことを伝える場合も話が長くなり他の業務に支障を来す場合もあるでしょう。
ICTシステムが導入されるとパソコンやタブレット端末、スマホなどで必要なことのみ保護者に連絡することが可能になります。
言った言わないの水掛け論でトラブルになっていたことも記録に残るやりとりになるためそうしたトラブルもなくなるでしょう。
保護者も自身のスマホからいつでもどこでも保育施設からのお知らせや緊急連絡、子どもの様子を確認することができるため、負担が軽減されます。
メッセージのやりとりで育児相談も可能になるため保育士と保護者との連携がスムーズになるでしょう。
保育士の離職の原因のひとつとして保護者との人間関係も多数挙げられるため、必要以上のやり取りが減れば保護者の大変さも改善されるでしょう。

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