小規模保育施設で働く保育士のお給料は？
2015年に始まった「子ども・子育て支援新制度」によって規定が緩和され、今までは認可外だった小規模保育施設が国や自治体から補助を受けられる認可園として運営できるようになりました。
マンションの一室やビルの一角などでお開設できるので、首都圏を中心に急激に数が増えています。
実は人気の小規模保育園。その保育士のお給料はどうなっているのでしょうか？
■平均の月収は？
公立・私立どちらも合わせた保育士全体の平均月収は約22.9万円と言われており、年収の平均は約342万円（賞与含む）になります。（2017年厚労省調べ）https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003084610
それに対する小規模保育施設のお給料はもちろん地域や園によって異なりますが、平均して18万円〜22万円ほど。小規模保育事業に務める常勤保育士の1ヶ月あたりの給与について、内閣府・子ども子育て会議の資料調べでは、保育士全体の給与と比べると少し低めに感じます。
しかし、求人数は首都圏を中心に増加していて、場所によっては25万円以上の高い月収が望めるところもあるのです。
■小規模保育で高収入を得るには？
現在園によって月収がさまざまな小規模保育施設。
国から認可を受けると補助金が入るので、今後保育所の運営が軌道に乗れば、少しずつ人件費に資金を当てやすくなっていき、収入アップが見込めます。
求人票など比較すると、大きな運営母体で複数の小規模保育所を同時に運営している施設や首都圏の小規模保育所であれば、給与が高い傾向にあるようです。
そこを踏まえて積極的に情報を確認しましょう。人気の求人はすぐに埋まってしまいますよ。
