保育施設ですぐにできる感染症対策|保育システムNavi

保育施設ですぐにできる感染症対策

2022.1.14 保育お役立ちコラム
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新型コロナウイルスが未だ猛威を奮っています。
オミクロン株の国内感染者が報道されてから、世界的に見ても驚異的なスピードで全国に感染者が増えました。
その中で千葉県では保育施設内で複数の園児と職員が感染し、感染者集団(クラスター)の可能性があると考えられています。
こちらでは改めて保育施設ですぐにできる感染症対策について考えていきましょう。

マスク着用と検温

新型コロナウイルスの感染が拡大してからより朝の検温が求められるようになっています。
ICTシステムを導入して登園時の検温を行っている保育施設もあるでしょう。
状況の急変に備えて子どもたちの検温は複数回行うことが大切です。登園前にはご家庭にも協力してもらいましょう。
普段となにかが違うと感じたら検温してみてください。

マスクはどうしても外したり嫌がったりして習慣にすることが難しいお子さんもいらっしゃいます。
ラテックスアレルギーや布にかぶれる子もいるので強制もしづらいものです。
保育施設の職員は可能な限りマスクをして、感染防止に務めましょう。

手洗いとうがい

風邪やインフルエンザの予防などにも効果的な手洗いとうがい。
手指のアルコール消毒も欠かせません。もちろんこれもアルコールにアレルギーがあったり皮膚が弱い子は注意が必要です。
きちんと手洗いうがいができているか保育士がしっかりと確認することが大切です。
手遊び歌を利用して手洗いを楽しんでやってくれるようにしましょう。

子どもの目線に手洗いやうがいの正しいやり方がわかるイラストマニュアルを掲示したり、ペープサートでわかりやすく伝えるのも一つの手です。
また、保護者に家庭でも徹底してもらえるよう伝えることも大切になります。

消毒と換気

1時間に1回など定期的に保育室の空気の入れ替えを意識しましょう。
感染症対策として室内の換気は予防効果を期待できると言われています。
1年で一番寒い時期ではありますが、子どもたちが換気を前向きに楽しんで捉えてくれるようにしていきましょう。

手指はもちろん、ドアノブや机、小さな子どもがなめてしまったおもちゃやぬいぐるみ、絵本などもこまめに消毒すると感染症対策になります。
なめてしまったものはできるだけ避けて他の子が触らないように注意をはらいましょう。

いかがでしょうか。
他にも制作の時間やお昼寝の時間など子どもたちの顔が近づきすぎないように配慮が必要です。
換気や消毒のローテーションや子どもたちの嘔吐下痢の際の滅菌の仕方などマニュアルを作って感染対策を徹底しましょう。

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