保育士さんの初任給と使い道
保育士の給料は安いとよく言われ、大手の保育園が給与の引き上げや待遇強化をしたことでニュースになるほど問題視されています。
では、保育士さんの初任給は平均いくらくらいなのでしょう？
そして多くの保育士さんは初任給を何に使っているのでしょうか？
■保育士の平均初任給
●最終学歴で違う
保育士の初任給の平均は、16.5万円。
税金や保険料などが向上される社会保険完備の保育園では、この平均額から2〜3万円ほど引かれることになります。
高専、短大卒の保育士と大学卒の保育士では2万円ほど平均額に差があります。
大学卒の初任給が額面金額16.5万円で、手取り金額が13.5〜14.5万円ほど。
高専、短大卒になると額面金額14.5万円で、手取り金額が11.5〜12.5万円ほどになります。
●公立保育園と私立保育園
公立保育園の保育士は公務員法や市町村の規則に応じて毎年敵機的な昇給や賞与など安定した収入を得ることができます。
初任給は私立とあまり差はありませんが、年功序列で給与が増えていく公立の保育士は安定した経済力をつかめることできるでしょう。
私立保育園は、公立の保育園と比べると安定しているとは限りません。
初任給は公立より良い場合もありますが、待遇や昇給は保育園同時のルールで運営されているので、公立保育園と比べると環境が整っていない場合がほとんどです。
昇給や残業代の制度、産休育休制度など、長く働くために必要な条件が整備されているかどうか確認が必要になります。
■保育士の初任給の使い道
一般的に初任給の使い道で多いのが家族孝行。
それから貯金や自分の趣味などでしょうか。もちろん保育士の方もそういった初任給の使い道をされています。
こちらでは保育士ならではの初任給の使い道をご紹介しましょう。
●外遊び用のUV対策
夏に向けて日差しから守ってくれる帽子やUVカットしてくれるアームカバー、動きやすいジャージや疲れにくいスニーカー。
園庭で子どもたちと遊んだり、遠足に出かけたりと外に出る時間がたくさんある保育士ならではのUV対策などのグッズは必需品です。
●エプロン
保育士にとって制服のようなエプロン。エプロンを貸与・支給する保育園も少なくありませんね。
子どもたちと1日過ごしていたらすぐに汚れてしまうので、洗い替えのために何枚か持っておきたいアイテムです。保育士はだいたい10枚ほど持っています。
●マッサージ機
慣れない環境に疲れた体をほぐすためのマッサージ機。肉体労働も多い保育士にとってはあるとないとでは大違いです。サロンや整骨院に行く時間がない場合も、フットマッサージャーなどが自宅にあれば、手軽に足からほぐしていけます。
