初めての実習までにどんな準備が必要?【前編】
初めての現場実習では、学校によっては事前の講習を行い日誌の書き方や留意点などを教わる機会がありますが、それでもわからないことが多い状態のため不安になる方も多いと思います。
今回は初めての実習を迎える学生さんに向けて当日までに準備しておく準備についてご紹介致します。
挨拶
まずは基本となる挨拶をしっかりとしましょう。初めての場所で緊張ももちろんあると思いますが、学校の代表として参加させてもらうことを念頭におきましょう。実習生の様子は、保育士やいろいろな職員の方から見られています。印象はとても大切です。
朝礼がないところでは直接関わりのない先生や職員の方もいらっしゃるかもしれませんが無言はよくありません。すれ違う際や目があった際など、明るく挨拶を交わしましょう。
また、子ども達への挨拶は少し工夫が必要です。大人と同じように
「〇〇大学から来ました。〇〇です。よろしくお願い致します。」と挨拶をしても子ども達は難しくて理解があまりできません。
その為、明るく親しみを込めて挨拶をするのがポイントです。
「保育園の先生になるためにお勉強をしにきました。〇〇です。〇〇組のお友達とたくさん遊びたいのでみんなのことを教えてね。」
と笑顔で伝えましょう。自己紹介をするときに好きな食べ物を言ったり、名前を手作りのアップリケなどにすると子ども達との話題にも
なります。子ども達は新しい先生に興味深々です。たくさんお話を聞いて、遊んであげてくださいね。
手遊び
手遊びは実習中に必ずと言って使います。絵本の読み聞かせやお昼寝、活動の前など突然お願いされることもあるのでいくつかレパートリーを覚えておきましょう。
また、新しい手遊びを覚えるのが子ども達は大好きです。初めはゆっくりすすめると子どもたちもすぐ覚えてくれますよ。
今までで反応のよかった手遊びは「3匹のこぶた」「キャベツの中から」「トントントンあんぱんまん」などです。参考にされてみてくださいね。実習に行くまでにお友達同士で手遊びの情報収集を行うのも良いですね。
絵本と紙芝居の読み聞かせ
絵本や紙芝居の読み聞かせは、実習中に必ずします。急に先生からこの本を読んであげてといったお願いをされることもあれば、読み聞かせをあらかじめお願いされることもあるので事前に読み聞かせの練習や絵本を準備しておきましょう。
事前に入るクラスがわかっている場合は、年齢にあった絵本や紙芝居を読んであげましょう。年齢にそわない難しいものや簡単なものを選択してしまうと子どもたちは集中力をなくしてしまいます。