職員シフト
こちらでは保育システムにおける機能の一つ、職員シフトについてご紹介します。
園で働く従業員や教員の出勤日や休日をまとめたシフト表は日々確認する必要がある重要なものです。
保育システムでは従業員や教員のシフト管理ツールで日々のシフト作成やシフト確認が簡単にできるようになりました。
従来の職員シフトについて
多くの場合教員のシフトは期日までに教員や従業員から提出された申請書やメールを元に全員の希望休暇やシフトを書き出していくという大変な作業でした。
正職員だけでも「早番」「中番」「遅番」と大別できます。また、パートといった非正規雇用職員も昨今採用が増えているためそのシフトも加わりました。
保育園では預かる子供の人数によって配置すべき保育士の数も変動するため、人数によって対応出来る保育士が配置基準を満たしているかもシフトに加味をしなければいけません。
保育士のシフトを作成する上で一番難しい点と言えるでしょう。
言細かな修正や後から修正するのも配置基準や子どもたちの対応ができる職員のバランスを考えなければならないため、難しくそのたびに多くの作業時間を有する問題を抱えていました。
また、その都度プリントアウトして配りなおすことも時間と手間はもちろん、とても不経済な点でした。
シフトツールのメリット
職員シフトをリアルタイムに記入&更新することができ、従業員のシフト状況が一目でわかります。
また、利用する保育ICTシステムによっては配置基準を満たしているかどうかも自動計算されるためバランスを考えて悩む時間が軽減されるでしょう。
どの時間に人が足りていないのか、逆にどの日は人数が多いのか、またそれぞれの従業員の出勤退勤時間や休憩時間なども一目でわかるのです。
パソコンやタブレット、スマホでも従業員側でいつでもシフトを確認することが可能となります。
いちいちプリントアウトした物を持ち帰ったり、メモしたりする必要がないため、そうした煩わしさや手間やコストも削減されるでしょう。
数十人以上の従業員を抱える園の場合シフト作成の時間を大幅に削減することは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
主な職員シフト機能
- シフトパターンの作成
- 必要人員予測
- 累積勤務時間予測管理
早番・中番・遅番など、その都度細かな時間設定が可能です。
多くの場合ガントチャート方式で、視覚的に勤務時間が把握しやすくなっています。
また、期日を指定してプリントアウトなども可能です。
あらかじめ登園予定の園児の数からその日に必要な従業員の人数を割り出します。
職員の累積勤務時間や残業時間、休暇状況などを把握し、公平性を図ります。